運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

英語

学術業界で英語は必須技能である。研究成果は全世界に共有されなければならないので当然なのだが、論文は大体英語だし、外国人研究者と関わる機会も多い。

そんな中、筆者は英語が苦手である。
苦手って言うほど苦手ではないかもしれないが、少なくとも得意ではない。
参考までに、1年前のTOEICのスコアが確か790点ぐらいだったと思う。自慢にもネタにもならない絶妙な点数である。

筆者の所属する研究室には外国人留学生がそこそこ多い。従って英語で会話する機会も多くなり、英語は上達する…はずだった。
最近気付いたのだが、筆者のコミュ力がそもそも壊滅しているので、会話に発展する機会がとても少ないのである。これは英語だからとかではなく、どうせ日本語でも筆者は会話ができない。
あと、最低限の意思疎通が必要な場面でも、相手側が気を遣って簡単な英語で話してくれるので、ありがたいが筆者側の糧にはならない。

ということで、情けない話なのだが、もっと自発的に英語力を上げに動かないとなあと前から思っていたのだ。

英語力といっても色々あるが、まず会話能力については日本語の時点であれなので諦めた。
他に課題に感じていたのがリスニング能力である。これも昔からとても苦手で、中学で英語を習い始めてからというもの、試験がある度にリスニングが足を引っ張ってきた。
聞き取りができないと、まずゼミや学会の発表で置いていかれる。せっかく人の話を聞いているのにインプットに制限がかかるとなると致命的である。
コミュニケーションの場でも、相手の言っていることが理解できないとまずコミュニケーションになりすらしない。逆に言えば、相手の意図を把握しさえすれば、まあ後はどうとでもなる、はずである。

そういった理由の元、筆者はリスニング能力を重点的に鍛える決断をした。
目標としては、8月末に国際学会へ行くことになっているので、それまでに少しでも上達できればなあという感じである。




英語の勉強法については全く何もわからないので、とりあえず最近よく聞く「シャドーイング」の本を買った。これは聞き取った英語を即座に発音する勉強法?らしい。どれくらい効果があるのかはやってみないとわからない。
ちなみにその本は「3ヶ月で上達!」みたいに謳っているのだが、例の学会まで2ヶ月を切っている。大丈夫か?まあ何とかなるか。
目に見えて効果が出るようだったらその本の紹介とかもやるかもしれない。