運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

変わる戦況

今日は、ここ数日の間に起こったコロナ関連の色々を雑にまとめるだけの記事である。

まず4月初めから食堂の営業がかなり制限されてきた。給茶機や共用のドレッシング類が使用禁止になり、席の数が半分に減らされたりした。
本来この時期の食堂は、新学期が始まることにより人でごった返す。しかし、現状人は非常に少なく、減らされた席すら全く埋まっていなかった。
冷静に考えると、人が集まって食べ物を摂取する場である食堂はあまり利用するべきではないだろう。まあ筆者は使ってるのだが。

札幌は日本国内ではかなり早い段階で感染が広がり始めた地域だが、外出自粛要請の発令も早かったおかげか、現在あまりやばそうな空気を出していない。しかし、自粛令解除後に感染した人達による第二波が近いうちに来るんじゃないかという心配もある。
そんな事を言っていたら、今日筆者のいる大学で感染者が出た。しかも、感染したのは大学病院の医師であるらしい。非常に不穏である。

札幌以外でも最近感染速度が速まりつつあり、昨日遂にいくつかの都市圏を対象に緊急事態宣言が出された。
これによって多くの大学が封鎖され始めている。神奈川大学なんて8月1日まで大学を閉鎖するらしい。

大学が封鎖された場合、講義などはオンラインでやることになるケースが多いようだ。
そのためのツールとして候補に挙がったのがzoomである。これは筆者が先月聴講したオンライン学会「アカデミスト学会」でも使用されたものである。しかし、セキュリティに脆弱性があるとか何とかで、利用を控える動きが出たり、zoom開発側が対策に追われたり、代替となるツールが出始めたりしている。
筆者の所属する研究室でも、ゼミをzoomでやる案が少し出ていたのだが、今後どうなるかはよく分からない。

また、学会の中にも発表を全てオンラインにするという判断に踏み切った所が出ている。その1つが、去年筆者も参加した日本植物学会である。
学会の開催時期は9月なのだが、そこまで事態が長引くと見越しての判断だろう。
ちなみにホームページには懇親会もオンライン飲み会形式でやると書いてあって、非常に攻めているように思う。この規模の人数のオンライン飲み会、果たしてどんな感じになるのか。
参加するかは未定だが、面白そうなので考えておきたい。