運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

R楽しい(錯乱)

参加予定の学会が近いので、それに向けた準備を進めている。具体的には、ポスターにグラフをいくつか載せたいので、それの作成である。
5月頃のゼミのために一度グラフは作っていたのだが、その後しばらく放置していたので、色々と思い出すところから再スタートである。今回は身内でのゼミではなく学会発表用なので、より綺麗なグラフを作る必要がある。

グラフはRを使って作成している。
Rは本来統計処理ソフトだが、図の描写能力も高い。特にggplot2というパッケージをインストールすれば、多分あらゆるグラフが作図可能である。筆者も絶賛勉強中だ。
エクセルと異なり、作図のためにはR言語を用いたコマンドを入力する必要がある。綺麗なグラフを書こうとするとコマンドが長くなりがちで、使いこなすまで苦労した。しかし、逆に1度コマンドを組み上げてしまえば、データを入れ替えるだけでグラフを量産できるので、非常に便利である。

仕様に慣れてR言語への理解が深まってくると案外楽しいもので、作業はとても捗り、昨日と今日で必要なグラフは全て作り終えた。
次はこれをイラレの上で並べ替えたり手直ししたりして、ポスターに仕上げていく。

あとは、数値データを扱う上で立ちはだかるのが統計処理である。
これについても勉強中なのだが、統計は勉強すればするほどよく分からなくなってきて闇が深い。Rの扱いには慣れても、統計そのものに慣れることは一生無いと思う。
そもそも今回のデータに対してどういった統計処理を施せばいいのか、結局よく分からないでいる。誰かに相談したいが、筆者のいる研究室は分類学が専門なので、統計に明るい人が多くない。助けてくれ。




学会まであと一週間である。