運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

終わらない戦い

8月末ぐらいに、遺伝子の登録をしようとしたら登録先の手続きが渋滞していて、論文の再投稿に間に合わないので1ヶ月遅らせたみたいな話を書いた。
https://under-the-floor.hatenablog.com/entry/2020/08/27/231839

その後この件がどうなったかと言うと、何と依然遺伝子の登録が終わらないまま、約1ヶ月が経過してしまった。
再投稿の延長後の期限も近づいており、さすがにこのままだとやばいので、今日また催促のメールを送った。そしたらその1時間後くらいに登録完了の連絡が来た。何だったんだろうか。

ともあれ、必要なものは全て揃ったので、明日再投稿をするつもりである。
経験上、Minor revisionを貰った時は、修正して再投稿すればあっさり受理される。今回も多分通ると思う。この仕事はほとんど終わったも同然である。




さて、実は既に次の論文を書き始めている。ちょうど先日の植物学会で発表した内容についてである。
本当はこの論文には既存のデータに加えて今解析中の光合成色素・活性のデータも入れたいので、現段階で全て書ける訳では無い。書ける所から書いておいて、できるだけ早く投稿してしまいたいという意図がある。
何より、今まで書いてきたものと違い、今回の内容は新種記載論文ではない。今までは論文を書くと言っても前回までに書いた文章をかなり流用できたが、今回はそれができず、1から文章を構築する必要がある。その分それなりの労力と時間がかかることが予想されるため、早いうちから手を付けておきたいのだ。

進行中の実験の進み具合にもよるが、理想は年内の完成である。
筆者の戦いは終わらない。