運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

越えた先

先週とんでもなく忙しかったが、何とかなった。

前回の記事にも書いたが、先週の平日は生理的活動以外の全てを元素分析計に捧げる生活をした。結果の詳細はともかくとして、トラブルなく終わったのでこれは良かった。
この後は、出てきたデータをまとめてグラフにする作業が続く。横軸に光強度、縦軸に光合成速度を取る、いわゆる光ー光合成曲線というやつを描く。うずべんの種類と栄養獲得様式によってこの形が変わるはずであり、それこそが筆者の見たいものである。
これがあまり綺麗でなかったらやり直しを検討するが、正直あまりやりたくない。

また、土曜日には研究とは全く関係の無い案件が2つほど重なっていた。完全に趣味の話なのでそこまで追い込まれる必要は無かったのだが、準備のための時間を含めると先の実験もあって非常に大変だった。

今日は久しぶりにゆっくりできた。束の間の休息である。




束の間と書いたのは、残念なことにこれからまた忙しくなるからだ。
特に大きな案件は2つで、藻類学会の発表の準備と、海外学振の申請書の作成である。

藻類学会は3月15日から17日の日程で開催される。気づいたらもう1ヶ月も無い。
発表内容がこれまでの筆者の専門と異なるため、なるべく早めに資料を作成し、確認してもらうべきである。できれば3月初め辺りには形だけ作っておきたい。

そして海外学振だが、これについては結構カオスな事態になっているので、別の記事にまとめたい。

他にも進めたい実験が結構あるので、本当に休む暇がない。筆者の戦いはこれからである。