運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

休むべき時

ゴールデンウィークが始まった。

筆者の所属する研究室には、いわゆるコアタイムが無い。いつ顔を出していつ帰っても何も言われないし、サボるのも自由である。
しかし、サボってばかりだと仕事が進まないので、平日は普通に朝に来て夜に帰る感じになる。また、休日もわりと研究室に行って何かしらをやっていることが多い。今日も行った。
休日も結局暇さえあれば研究室にいるため、連休を与えられてもあまり実感が湧かない。

しかし、こういう環境や状況はあまり普通ではない。

先日整体に行った時、ゴールデンウィークは何をするかという話になった。
筆者はそこで、研究室にコアタイムがないこと、連休中もぼちぼち実験はするつもりでいることを話した。
すると、整体の先生からなぜか同情された。「一番よくないパターンのやつだよね〜」らしい。

コアタイムがないというのは、学生目線からだとポジティブに見られることが多い。最悪いくらでもサボれるからである。
しかし、社会人目線だと「明確な休み」を与えてくれないというのがネガティブに見えることもあるらしい。逆に働きすぎてしまうからである。こちらは好きでやっているので辛さはないと思っているが、確かに気付かないうちに頑張り過ぎている可能性もある。
まあ話をした相手が整体の先生だったからこういう反応をされたのかもしれない。頑張りすぎると体が壊れる訳で、そういう患者をたくさん見てきたのだろう。




ではこの連休で筆者に「明確な休み」は存在しないのかというと、本当はそうでは無かった。実は明日から5月2日までちょっとした旅行を計画していたのだ。
ところが、その旅行は諸事情により中止になった。ちなみに中止の理由は新型コロナとは関係ない。
これにより、元々あったはずの「明確な休み」は消滅してしまった。

ぽっかりと予定の空いた明日からの3日間、何をするか今考えているところである。
研究室行こうかなあとも考えている。しかし、この先3日は休むはずだった3日である。予定が変わったとしても、休む方向で考えるべきかもしれない。