運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

休むべき時

ゴールデンウィークが始まった。筆者の所属する研究室には、いわゆるコアタイムが無い。いつ顔を出していつ帰っても何も言われないし、サボるのも自由である。 しかし、サボってばかりだと仕事が進まないので、平日は普通に朝に来て夜に帰る感じになる。また…

在宅

新型コロナの影響が広がり始めてから一年以上が経過している。影響の出始めの時期、それこそちょうど一年前あたりは、とりあえず外に出るなということで自宅に軟禁のような状態になっていた。当時は自宅でできることは多くなく、こたつにパソコンを置いて論…

鞭毛装置とは

随分前から筆者が戦っている鞭毛装置について、そもそもそれが一体何なのか解説していなかった気がする。今回は鞭毛装置とは何で、なぜその解析が求められるのかを書いていく。久しぶりに真面目な記事になりそうである。 まず、ほとんどの真核細胞は「鞭毛」…

決着が近い

先輩から引き継いだとある未記載種について、記載論文作成に必要なデータがやっと揃った。 あとは図と文章を作り直して、論文としてまとめるだけである。過去の記事に何度も書いているが、筆者はこの仕事にここまで関わる予定ではなかった。鞭毛装置の解析だ…

交流

今日は研究室のメンバーでモンハンをやった。その内2人は今年度から配属された学部生である。2人はこの研究室では珍しく(失礼)コミュ力があり、とても男子大学生然としていて、こちらも接しやすくて助かる。加えて結構なゲーマーであるようで、筆者とも話が…

待ち受ける戦い

海外学振が片付き、少し余裕ができた。モンハンを買ったりもした。 しかし、ここ半月ほとんど他の作業をしていなかったので、やることが溜まっている。ここではその辺を整理していく。やることの中で一番優先度が高いのが、先輩と共同でやっていたとある寄生…

開放

海外学振の申請書の提出が無事完了した。先週末ぐらいの時点で、既に誰に見せてもほとんど直すところがないと言われていたので、終盤は精神的には楽だった。序盤にめちゃくちゃ頑張った甲斐があった。 しかし、それでも提出直前の今日の昼過ぎ頃まで文章の修…

開放されたい

海外学振申請書作成が大詰めである。 締切が12日の17時なので、もう3日を切った。 この一週間は知り合いに申請書を投げつけまくって、様々な意見を集めた。 投げつける対象の知り合いはみなバリバリの研究者で、かつ学振DCやPDの実績のある人達である。 研究…

2年

このブログを開設して今日で2年らしい。 昨日の記事で更新が減ると書いておいてあれなのだが、節目ということで手短に報告する。 筆者の好きな歌の歌詞に、「2年後に2年前の僕らを笑い飛ばせるように」というものがある。2年前のブログ開設時は、博士課程に…

本気

先日、海外学振の締切が想定していたより一ヶ月早かったことが発覚した。それから今日に至るまで、朝起きてから夜寝るまで申請書のことを考え続ける生活を送っている。申請書のメインは、研究の背景と研究計画の説明である。これを書くということはつまり、…