選択肢

就活を始める前は果たして筆者に仕事なんてできるんだろうかと思っていたが、様々な職種を調べたり案内してもらう過程で少しずつイメージが湧いてきた。

筆者が最も志望しているのは研究職である。しかし、やはりでかい金が動く職種でもあることから早めに採用が決まっていることが多く、今から探すのはだいぶキツい。
ところが、先日とある製薬会社の研究職の求人を紹介してもらい、今のところ順調に進んでいる。ここに通れば、分野こそ違えど筆者は研究を続けられることになる。

また、研究職と言っても働き口は色々あり、最近は研究者派遣会社なるものもあるらしい。
が、どう考えても不安定にしか見えないので、このタイプの会社には近づかないことにしている。研究できれば何でもいいと言う話ではない。

研究職以外の選択肢も様々にあり、例えばまず勧められたのはシステムエンジニア(SE)だった。
聞くところによると、SEは人手不足なので地頭が良ければ誰でも採るらしい。ただその地頭が良いという前提条件が問題で、適性検査を受けたところ全然解けなくて絶望している。
あとは会社によってはブラックなイメージが強い。仕事内容の特殊さも相まって結構な博打に見える。

あとはその他の技術職や開発系の仕事もたくさんある。筆者には経験のない分野ばかりだが、どうせ新しいことをやるのだから問題ない。

コンサルタント業はあまりやりたくない。完全な偏見だが、筆者と相容れない人種の巣窟な気がする。
就職支援サイトにプロフィールを登録したところ、なぜかコンサル業からめちゃくちゃスカウトが来て困っている。全部無視している。怖い。

今のところ、色々な仕事を探したり調べたりするのは案外楽しめている。
就活そのものへの恐怖心もあったが、こんなんだったらとっととアカデミアに見切りを付けて就活するべきだったのかもしれない。