運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

留学生

今日、研究室に新しい留学生がやってきた。
タイからの留学生で、2ヶ月ほどの短期留学になるという。
今日は軽く自己紹介をして終わった。なんと学部3年生らしい。すごい。

筆者は英語は得意ではないし、向こうもネイティブではないし、そもそも筆者は日本語環境ですらコミュ障なので、今のところそんなに話せていない。
ここは間違いなく筆者からしっかりコミュニケーションを取りに行くべきなのだろう。向こうの方が異国に乗り込んだばかりで大変なのは自明である。
なんやかんやしてたら筆者の隣の机にいるフィリピン人留学生が積極的に世話を始めたので、心配はしなくてよさそうだが…。




筆者の所属する研究室には留学生が多い。最近は日本人が増えて相対的な比率は下がったが、筆者が配属された時なんかは7割くらい留学生だった。
おかげで英語で会話をする機会は多いし、ゼミ発表も強制的に英語なので、その辺の経験は多い方だと思う。
しかし本腰を入れて英語を上手くなろうとしている訳ではないので、喋れるようにはなっていない。コミュニケーションにおけるゴリ押し力だけは上がった気がする。

あとは、逆に自分が留学することも考えるようになってきた。博士卒業後の話である。
何と言ってもうずべんという業界はとても狭いので、日本国内に限ると行き先が本当に限られてしまう。現に、筆者のいる研究室の卒業生には海外の研究室へポスドクしに行った方が何人かいる。
そこまで見通して考えると、やっぱり今のようなゴリ押しコミュニケーション擬きみたいなもので誤魔化すのではなく、ちゃんとした英会話スキルは身につけておくべきなんだろうなと思う。現状腰が重くて動いていないが、そうしている間に来たるべき時は来てしまうので、本当は余裕ぶっこいてる場合ではない。




話は大きく変わるが、明日から筆者のいる大学で学祭が始まる。筆者としては、留学生たちが作る謎の料理を好きなだけ屋台で食べられる年に一度の機会なので、直接関わることが無くなった今でも結構楽しみである。

今日来たタイの留学生にとっては、日本に来たらいきなり祭りが始まってびっくりかもしれない。まあ、そのへんも含めて日本を満喫して欲しい。