コロナと人生
新型コロナウイルスの影響拡大は留まるところを知らない。
今日は、ついに筆者のいる大学の事務員さんの1人が感染したことが確認された。この調子だとこれからどんどん増えるだろう。
さらに、筆者のいる大学の後期入試の試験が中止になった。後期入試の合否はセンター試験の点数のみを基準に判定されるらしい。
ちなみに、東日本大震災の時、東北にある某大学で同じ決定がなされていたと記憶している。
後期試験中止の決定が受験生に与える影響は非常に大きい。センター試験でコケた受験生が逆転を狙えなくなるからである。
特に、筆者が受けた学部の後期入試は、「理科2科目」の筆記試験のみで合否が決まるため、多少センター試験の点数が低くても、これらの科目でほぼ満点を取れる自信のある受験生がよく挑戦する。かく言う筆者もその1人だった。筆者は前期京都にある某大学を受けたものの見事に落ち、後期で今の大学を受け、こちらは特に苦戦することなく合格した。まあ成績開示してないので実はギリギリだったのかもしれないが。
それが、今年のように後期試験中止となると、結果は大きく変わってくる。筆者だったら多分落ちている。そしたら多分浪人している。
とはいえ、この決定により落ちる人がいるということは、逆に落ちていたはずの人が受かるということでもある。一概にみんなが気の毒という訳ではなく、ラッキーに感じる受験生もいるはずだ。
そういう意味では、多くの受験生の人生をいい方向にも悪い方向にも変えることになるだろう。
ちなみに前期試験の合格発表が明日である。これも合格者の掲示は行わず、オンライン上のみでの発表になるとかいう話だ。