運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

ころころころな

久しぶりの投稿になってしまった。

記事を書いていない間に、コロナウイルスはじわじわと国内に広がってしまっている。
筆者の住む北海道にも結構な数の感染者が出ている。昨日は遂に「札幌市の大学生」が感染したという情報が流れ、しかも症状が重いということで、本当に冗談にならない様子になってきた。
こうなったら感染が拡大しきるのも時間の問題だろう。




感染拡大防止のため、人が移動したり集まったりするイベントなどを中止する流れができ始めている。
身近な所では、3月に札幌へ来て会えるはずだった友人が来れなくなったりした。

この影響は学会にもあり、例えば3月初めに予定されていた日本生態学会は中止されることになったらしい。
また、筆者が参加予定の3月末の日本藻類学会だが、こちらは学会自体はまだ中止されていないが、懇親会は中止するという連絡があった。マスクをせずに飲食することになるので、中止する以外対策ができないらしい。

正直、藻類学会も全て中止になっておかしくない状況だと思う。
あと中止にするなら早めに決めて欲しい。出張費関連の処理がとてもめんどくさいことになる。




中止されるイベントが増える中、そうも言っていられないものも存在する。
例えば受験である。
今はちょうど大学入試のシーズンで、筆者が所属する大学も明日から2次試験をやるらしい。さっき受験生と見られる学業御守を鞄にぶら下げた人と、その親っぽい人を見かけた。

大学入試は、全国から人が集まって大部屋に詰め込まれて長時間を共にするイベントである。こうして見ると感染リスクがとんでもなさそうだ。
大学側も色々対応してるらしいが、大丈夫なんだろうか。




たぶん用がない限り外に出ないのが1番なのだろう。
とは言え、筆者としては研究室に行かないと実験ができないしうずべんが死ぬので、出ざるを得ない。