運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

束の間の休息

学会が終わってひと段落している。急を要する案件が無くなり、やりたいことを少しできるようになった。

昨日は親知らずを抜いてもらった。先週親知らずが痛くなって歯医者に駆け込んだのだが、抜く必要があるということで、学会が終わってすぐの昨日に予約を入れていたのだ。
抜歯は結構痛いのかと思っていたが、抜く瞬間の痛みは全くなく、処理もあっという間だった。夜に麻酔が切れてきて少し痛くなったが、それも痛み止めが効いたのかそこまで酷くはならなかった。

今日は、最近あまり進んでいなかったトランスクリプトームのデータ処理をしたり、海外学振の申請書を練ったりした。

トランスクリプトームの方はそろそろはっきりとした結果が見えてきそうな段階へ来ている。ここまで結構長かったが、ようやくである。
ここからは結果をどうまとめてどう見せるかも考えながら進めなければいけない。プロトコル通りに処理していた今までとは違って、より頭を使う必要がある。ちゃんと腰を据えてやりたい。

学振の申請書だが、これまで白紙だったものの頭の中で構想は練っていたので、今日はそれを書き出してみた。
今年は学振の申請書の様式や内容ががらりと変わり、書く側は対応を求められている。人によっては去年までの情報が一部使えないので困惑しているようである。
特に突如として現れた「今後目指す研究者像」みたいな項目が圧を放っている。そんなん聞いてどうすんだという気もするが、書けと言われている限り書くしかない。

筆者自身、こういう文章を書くのは比較的得意だと思っている。何よりこのブログが訓練になり、思考をまとめるきっかけになっている。
今日行ったアイデアを書き出す作業でもまあまあいい感触が得られた。今年の申請書は厄介に見えるが、何とかなるんじゃないだろうか。

とはいえ、自己満足で終わってしまってはいけないし、通らなければ意味が無いので、油断せず時間をかけて、良い申請書を目指したい。