運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

スポーツ

筆者は中学で弓道部、高校で山岳部、大学でスポーツチャンバラサークルに所属してきた。
この話を研究室の後輩にしたところ、「スポーツ好きなんですね」という反応が返ってきた。

ぶっちゃけスポーツは嫌いである。疲れるし体は痛くなるし。
特に球技がおそろしく苦手で、野球とかサッカーとかからは全力で逃げながら生きてきた。なんであんな丸くて安定しない物体を自在に操れるのか筆者には謎である。

それでも筆者が所属してきた部活やサークルは、言われてみるとカテゴライズするならどれもスポーツ系だ。
しかし、まず弓道は筋トレこそするものの、実際の競技に激しい動きは少ない。というか、あれはスポーツというより修行に近い。なお中学卒業を期に辞めた。
山岳部の活動、すなわち登山は確かに並のスポーツより疲れるが、なんかスポーツという感じがしない。また、筆者のいた部活はかなり不健全だったので、普段はトレーニングを全く行わず、部室でスマブラばかりやっていた。山を登っていた時間よりスマブラをしていた時間の方が長かったのは明白である。まあ、登山は今もたまにやるが。

ということで、筆者はまともにスポーツをやるような人間ではない。

ところが、スポーツチャンバラだけはしっかりスポーツだ。ルールは簡単で、専用の剣を持って相手を叩き斬れば勝ちである。遊びっぽく聞こえるかもしれないが、実際は非常に激しい格闘技である。やる度に疲れて後悔するし、全然強くないので後輩にもボコボコにされるが、楽しいので続いている。

始めたきっかけは、「リアル格ゲーっぽくて楽しそうだから」みたいな感じだったと思う。なお当時はBLAZBLUEという格ゲーをやっていた。




今日は久しぶりにチャンバラサークルに顔を出した。
最近は新歓の時期で、筆者はOBの身なのでなるべく老害しないよう参加を控えていた。そもそも筆者が忙しかったりしたこともあり、サークルへの参加は2ヶ月以上間が空いてしまった。

格闘技を2ヶ月サボるとどうなるか。
動き方は脳と体に染み付いているので、やりたい動きはできない訳ではない。しかし、体幹を支える筋力が衰えているので、少し無理のある動きをしようとすると簡単にバランスを失ってしまう。
今日だけで2回か3回ぐらい転んでしまった。とても情けない。




座りっぱなしの研究生活では、身体的な体力をほぼ使わない。階段を昇り降りするぐらいである。脳はすごく疲れるが。
従って健康と体力維持のための運動はかなり大事である。
逆に運動を全くしないと、本当に体力が落ちるし太る。先例なら研究室にいっぱいいる。

久しぶりに運動をしたことで、筆者も体力の衰えを如実に感じた。
疲れるのは嫌いだが、疲れにくい体を作るには疲れに行く必要がある。こう書くと理不尽な気がしてくるが、致し方ない。
これからはサークルにももう少し顔を出しつつ、気が向いたら体幹のトレーニングでもやろうかと思った。