運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

つよい助教

筆者の所属する研究室では、学生+指導教官+アドバイザー役の別の先生の計3人で行う、アドバイザーミーティングという進捗報告会が半年に1回ある。ゼミの進捗報告とはまた別である。
先生2人を相手に3人だけで行うので、かなり深いところまで議論をすることができる。ごまかしが効かないとも言える。




今日、筆者の分のアドバイザーミーティングがあった。
筆者のアドバイザーを担当してくださっているのは、同じ研究室にいるカナダ出身の助教の先生である。

この助教の先生だが、まだ若いので見た目はあまり先生という感じがしない。
しかし、とにかくひたすら優秀である。論文数がえげつないことになっている。
知識や技術ももちろん豊富であり、この先生から輸入したものが有形無形問わず研究室の至る所にある。

今回のアドバイザーミーティングでは、進捗やこれからの計画に加えて、行き詰まっている所や疑問点も話したりしたが、この先生のアドバイスのおかげである程度解決の目処が立った。

あと、この先生からOKを貰うことが、自分の仕事の進み具合を客観的に測る目安となっている。この人が大丈夫って言ってるなら大丈夫なんだろう、というような、お墨付きが貰えるというか、自信になる。
当然毎回OKが貰えるわけではない。特に修士課程の初め頃は、顕微鏡の画像が汚いということでめちゃくちゃダメ出しをされた。おかげで画像の綺麗さにはこだわるようになったし、論文に載せられる程度の画像が撮れるようになっていっま。まあ、去年投稿した論文の画像は曰く70点くらいらしいが。

今回は、見せた画像の何枚かは高評価だったので上出来である。




ということで、この助教の先生にはものすごくお世話になっている。
ただ、筆者の英語力が足りてないせいでたまに意思疎通が微妙な感じになるので、ちゃんと英語やんなきゃなあと話す度に思う。

なお、この先生の使う英語は極めて野蛮(ネイティブの留学生から見ても野蛮)で、息をするようにf○ckとか言っているので、たぶん英語に関してはこの人から学ばない方がいいと思う。