運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

装備集め

最近突然気温が下がり、朝は余裕で1桁である。
そろそろ本気で衣替えをしないと凍死しかねないのだが、筆者はびっくりするほど冬服が足りていない。足りていないというか、ボロい。上着はファスナーが閉まらなかったりボタンの種類が揃っていなかったりするし、ズボンは穴が開きかけでセルフヴィンテージしている。手袋は片方だけ無い。
こうなってしまった理由は単純で、去年の冬に服を買う金が無かったのである。結果前シーズンはみすぼらしい装備でやり過ごすしかなかった。手袋は3月ぐらいに片方無くしたのであとは我慢した。

次の冬は金が入っていることが分かっていたので、その時はちゃんとした服を買おうと考えていた。
そして、今がその時ということだ。




筆者は服屋が大の苦手である。入るだけで汗が吹き出し、脱出できた頃には必ず頭痛がしている。
しかし今年度に入って服を買いに行く機会が増えたので、どうすれば服屋から生きて帰れるかある程度画策することもできていた。

筆者にとって服屋がしんどい理由は主に2つだ。
「オシャレすぎる空気」と「コミュ強すぎる店員」である。

「オシャレすぎる空気」を突破するには、自分がその空気の中にいて不自然でない程度の身だしなみをしている必要があると考える。
手持ちの中からまともな服を選び、髭を剃り、髪とか眉毛とかを何とかする。そうやって初めて土俵に立てる。
いやそれは外出するなら当然だろと思われるかもしれないが、少なくとも数年前の筆者はできていなかった。

「コミュ強すぎる店員」はコミュ障である筆者にとっては難敵である。めちゃくちゃ話しかけてくる上、服に関わる話はよく分からないし、もたもたしていると大量の服を持ってこられたりして収集が付かなくなる。
これによる被害を軽減させるためには、ほしい服の候補だけでもこちらで決めておくのが有効な気がしている。これとこれで迷ってるんですけど〜みたいな感じにすれば、あとはセンスのある店員さんに任せて選んで貰って即終了だ。
この作戦の問題点は、こちらで服の候補を決める前に店員さんに話しかけられると破綻する点である。従って、店に入ってからなるべく早く目的に合致する服を見つけ出す必要があり、店員さんの動向が読めない以上かなりの短期決戦を要される。

幸い、今日の服屋は三連休の2日目ということもあって大変混んでおり、店員さんの目がこちらへ向くまでかなり時間を稼ぐことができた。
作戦が通用したこともあり、今回の買い物はいくらか楽に突破できたように思う。




今日は上着と手袋を買いました。