運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

生活の矯正

最近うずべんの生活リズムに合わせて起床する日々が続いている。具体的に言うとほぼ毎日朝7時に起床している。
別にこれはうずべんと添い遂げるためにやってるとかではなくて、単純に実験のためである。詳しい説明は省くが、うずべんとその餌を分離するのに、うずべんが起きる前の早朝が都合がいいのだ。




筆者は元々夜型だ。夜型と言うと聞こえはいいが、別の言い方をすると怠惰だと思っていた。
夜寝付くのも朝起きるのも苦手で、特に事情がなければ昼前までだらだら寝ていることも多かった。
とにかく朝が無理なので、将来的にどこかに就職したら毎朝早起きだと考えるだけで人生を終わらせたくなるほどであった。

今の実験が始まり、非常に健康的な時間に起きるようになった訳だが、最初のうちはとても辛かった。明らかに動かしてはいけない体を動かしている感覚というか、命を削っている感覚があった。
早朝の作業が終わると、だいたい自分の机のある部屋に戻って二度寝していた。




…のだが、ここ数日ほどで変化が見え始めた。作業が終わった後の二度寝の時間が短くなり、今日に至ってはほぼ無くなったのである。
これはつまり、毎朝強制的に早起きしていたせいで夜型から朝型へ変わってしまったということなのだろうか?

今日が偶然調子が良かっただけかもしれない。しかし、実は昨日はめちゃくちゃスマブラをしてとても疲れていたので、どちらかと言えば今日はたくさん寝たかったはずなのだ。




個人的には、朝型と夜型に直接的な優劣は無いと考えている。結果的に活動できる量が変わらないのであれば、それは活動時間帯の違いでしかない。
結局朝型の生活が推奨されるのは、人間社会全体がそのリズムで回っているからである。そしてこれは、コアタイムなどが存在せず時間的縛りの無い筆者にとっては関係の無いことだ。将来社会に出るかどうかは別として。

しかし、筆者にはうずべんがいる。うずべんが朝8時に起きるなら、筆者はそれより先に起きる必要がある。であれば、夜型のまま無理して起きるよりは、朝型になってしまった方が楽なのは間違いない。




ひとつ気になることがあって、それは「朝型になりつつある生活リズムを突然破壊したら夜型に戻るのか」ということである。

これがYESであれば、筆者は今後のために早起きする生活を続けた方が良いだろう。しかしNOなのであれば、寝れる日にちゃんと寝た方が体に負担が少なくて済みそうな気もする。

実は明日は早起きする必要が無い。ということで、明日の朝は常識の範囲内でちゃんと寝てみて、後日早起きした時の辛さを検証してみようと思う。