運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

SUSHI

寿司はうまい。これはこの世の真理である。

寿司にも上等なものと粗悪なものがあるが、筆者のような貧乏人で且つこだわりのない人間にはどっちも「うまい」で括られてしまう。
たとえ粗悪なものであってもそれなりの値段が張ってしまうのが寿司であり、それゆえの特別感というか贅沢感もある。




ところで、筆者のいる大学の食堂では、たまに寿司が売られている。それもスーパーに並んでるような寿司ではなく、食堂に職人が出張してきてその場で握っている。さすが札幌という感じである。
値段は10貫ほどで600円。寿司にしてはまあ手頃だと思う。
しかし、これは筆者の昼食の予算の2倍である。普段はおかず2品+持参した米で昼食は完結している。これは金がなかった頃の節約生活の名残であり、今はもうちょっとしっかり食べてもいいのだが、まあ足りるし節約するに越したことはないので続けている。とにかく、600円と言えど学食として見るとちょっと高めには感じてしまう。そもそも普段米を持参しているので寿司に手を出す選択肢がなかった。
ということで毎回学食で寿司を見かけても、あー寿司だーと思って通り過ぎて終わっていた。

しかし今日は違った。
まずちょうど米を切らしていて、普段持参している米が無かった。そして筆者はもう収入源を得てから半年である。たかが600円に躊躇う理由は無い。

ということで、今日筆者は初めて学食の寿司を食べたのだった。




学食の寿司は、上等か粗悪かで言ったらまあ粗悪だろう。しかし冒頭に述べたとおりそういうのは筆者に関係ない。寿司は寿司だ。
また、普段魚介類を全く食べていないこともあり、たまに食べる寿司は体に沁みる何かがある。きっと陸上では摂れない栄養素的なものがあるのだろう。いや知らんけど。

量的にはそんなに多いものでは無いので満腹とは言わないが、満足感は十分である。

とりあえずこれでしばらく寿司はいいかなーという感じだ。