運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

2020

晦日である。

年末年始は絶対に仕事をしないと心に決めていたので、ここ数日はひたすらゲームをして過ごした。一人でやるだけならとても悲しかったが、ゲーム関連で知り合った方に挨拶したりして、多少は人間らしい活動をした…と思いたい。
あとは暇に任せてお汁粉や雑煮を作ってみた。お汁粉は思ったより時間がかかった上、小豆が水を吸って凄まじい量になってしまったりと、ある意味とても学びがあった。

休みが終わるまで家からも出ない所存である。髭も剃っていない。





今年はとにかく新型コロナがやばい年だった。特に春頃は大学に行けなくなったりして、研究計画にはさすがに影響が出た。サンプリングにも1回も行けなかった。
論文も思ったより書けなかった。データは出ているのだが実験の進行速度に難がある。進捗的には若干焦った方がいい程度まで遅れていると思う。世情的な問題もあるし、やはりうずべんが難しいというのもある。

それでもオンラインでの学会や講演会に参加する機会はあり、その辺は楽しかった。適応する人類に合わせて自らも適応を求められていて、何とかそれについて行っている、という感覚である。
間違いなく今の世の中は荒波の中だが、まだ飲まれてはいない。




2020年が終わるまであと数時間である。
それではみなさん、良いお年を。