運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

2021

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。




新年早々、と言うか新年であるが故なのかもしれないが、生活リズムが崩壊している。
昨晩、年が明けた後は知り合いとずっと通話していて、朝4時まで起きていた。その後朝食にする予定だった雑煮を食べ、昼まで寝た。一度目は覚めたのだが、夕方辺りに睡魔に襲われ、また寝た。今は非常に気分が悪い。
今日に限らず、休みの期間中夜更かしが増えている。休み明けにまともに仕事ができるのか不安である。




今年はついにD3になる。泣いても笑っても学生生活最後の年である。これ以上モラトリアムは延長できない。
実験を片付けないといけないというのもあるし、卒業後の行先も決めなければいけない。やることが多い。
ということで新年の抱負は「ちゃんと卒業する」、これに尽きる。まあ卒業するのは来年の春なので、厳密にはちゃんと卒業できる程度にやることをやる、という感じか。

D進した学生の一部は卒業後に失踪するらしい。今、卒業が近くに見える段階に立ったことで、そういう選択をする人たちの心理が分かってきた。この業界は先が見えなさすぎる。先が見えないという意味では、アカデミアに残るルートも疾走するルートも大して変わらない。
ではなぜ筆者はアカデミアに残ろうとするのか。今年はこういった問いと戦い続ける年になりそうでとても怖い。