運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

大嵐

昨晩から日本中が大嵐に見舞われた。札幌も例外でなく、この時期のこの地域にしては珍しい大雨と強風に襲われた。

今日は研究室に行く日だった。うずべんの世話と調べ物が主な目的である。
また、食料が尽きかけていたので、ついでに買い物もしようと考えていた。

しかし、この天気である。特に午前中の荒れっぷりは凄まじかった。
結局昼まで外に出る気力がわかずにうだうだしていた。

正午前に筆者は満を持して外へ出た。外へ出た瞬間に後悔したが、研究室に用事があるのだから後戻りはできない。

傘を差して歩いたが、途中で傘が強風に煽られてひっくり返ってしまった。
この「ひっくり返った状態の傘」を何と呼ぶか。筆者は転勤族だったのでこの呼び方に地域差があることを知っている。例えば長崎では「ラッパ傘」と呼んでいたが、東京などでは「コウモリ傘」とか呼んでいた気がする。
札幌ではどうなのだろうか。そもそも道民は冬に傘を差さないし、夏季は傘がひっくり返るような嵐が少ないので、傘がひっくり返る現象そのものが少ないのかもしれない。

そんなことを考えながら歩いていたら、研究室に着く頃には全身ずぶ濡れになってしまった。傘の骨組みも曲がってしまっていたので、手で曲げて戻した。

うずべんは大嵐など関係なく元気にしていた。