逃げられない戦い

光合成活性の実験の論文の初稿が完成した。先程これを指導教官の先生に送った所である。

形としては一段落着いたということになるのだが、正直気分は乗らない。以前この実験の遂行中にトラブった例の先生に原稿を送らないといけないというのが、この気分の原因の大半である。
また、ほぼ全ての部分を独学で調べて書き進めたので、大変だった割に内容に自信もない。
まず指導教官の先生に見てもらうことになったものの、先生も今回の分野には詳しい訳ではない。どこまで見てもらえるか分からないし、そもそも先生に余計な負担をかけている自覚もあり、色々としんどい。

気分が乗らないのは今に始まったことではない。例の一件から先は論文を書けばいいだけだったにも関わらず、やる気が出なくてだらだらしていたら半年もかかってしまった。

とはいえ、今回の内容が筆者の研究の柱の一つである以上、逃げることができない。

この先、精神的に苦しい期間が続くと予想される。やばいと思ったらすぐに何とかできるような、精神的な避難先を確保しておく必要もありそうだ。