運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

毎年恒例、動物の多様性の研究室が仕切っている昆虫採集実習の季節がやってきた。例によって筆者は、過去に趣味で虫を採っていたという理由でこの実習の手伝いとして参加している。

この実習が始まると夏だなあという感じがする。




この実習は、新型コロナが流行るまでは、苫小牧に2泊3日の期間で滞在し、あらゆる方法で採集した昆虫を札幌に持って帰ってソーティングするという流れで行われていた。
ところが去年は苫小牧の施設に宿泊ができなくなった。結果、学生は苫小牧に日帰り、教員とTAは苫小牧に日帰りを2往復するというとんでもない強行日程を強いられた。
今年は苫小牧の施設が人数制限付きで宿泊できるようになったので、教員とTAが前日入りしてトラップを設置した後現地で1泊し、2日目に学生が日帰りでトラップを回収し、学生と共に教員TAも札幌に帰るという日程が組まれた。学生目線では去年と変わらない日程だが、こちらは負担が大分減ったので助かった。

昨日苫小牧に入り、先程札幌に戻ってきた所である。

日程は確かに去年と比べれば楽になったが、体力を使う行程であることには変わりない。また、ここ最近の熱波により苫小牧も暑く、湿気もある関係で非常に苦しかった。
帰宅してゆっくり風呂に浸かってアイスを食べて休んだ。アイスが沁みる。夏である。




明日から実習室でソーティングである。