運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

10日ほど前に光合成実験の論文原稿が向こうの先生から返ってきていた。案の定めちゃくちゃダメ出しされており、修正するだけで憂鬱な気分になる。
そもそも就活や学会で時間が取れないこともあり、原稿の修正作業はどうしても後回しになってしまっている。




光合成の研究をするにあたり、別分野の研究室を訪問して実験をするというのは、筆者にとってこれまでに無い良い経験になった。
改めてひとつの分野を一から勉強することの大変さ、知らない実験器具の細かい使い方、別の研究室の独特の雰囲気や文化など、ありとあらゆる要素が筆者の成長に繋がった。
正直、うずべんの分類だけを続けるよりも遥かに多くの経験値を得ることができたと思う。

…という話を就活でするとウケる。
ウケるし、何も間違ってないので自信満々に話している。

その裏の状況がこのざまだと思うととても悲しいものがある。
ただ、そういう良かったこと悪かったこと全部ひっくるめて、経験であり糧なのだと思う。
この際、向こうからどう思われてるかは関係ない。利用させてもらう。




ちなみに、明日は第1志望の企業の最終面接がある。通れば解放だが、果たしてどうなるか。