運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

苦戦

学会が来週に迫っている。
筆者の発表は来週水曜の午前である。まだ少し時間はあるが、ゆっくりもしてはいられない。

発表内容はうずべんの光合成活性に関するものである。去年の夏から某研究室へお邪魔してやっていたものだ。
しかし、以前の記事にも書いたが、先日その研究室の教授とトラブルを起こしてしまい、連絡を取れない状態になってしまった。質問もできない。いや、一方的にメールを送り付けることはできるが、おそらくまともに取り合ってくれないだろう。

以上の事情により、発表資料の作成難易度が爆上がりしてしまった。正直苦戦している。

当然筆者は自分のやった実験の内容や原理は把握している。プレゼン資料も発表原稿も大枠はできた。
しかし、内容の確認をその専門家からして貰えないというのは不安が大きい。考察の深みが足りないように思えてくるし、細かい疑問が解決できないまま溜まってくるし、自分の話している内容に自信が持てなくなってくる。
全てを1人でやり遂げるには筆者は未熟すぎる。それに、今までやってきた分野とは方向性が違うので尚更だ。

不安を和らげるために、ひたすら本と論文を読んだ。しかし、頑張りすぎたのか一昨日頭痛に襲われ、それからは無理しない程度にしている。
そもそも、いくら本や論文を読んでも発表が終わるまでこの不安は付きまとうだろう。

今までで一番苦しい学会かもしれない。早く解放されたい。