運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

もうちょっと頑張って

うずべんの光合成活性の測定実験だが、色々と予想外の結果が出始めており、筆者だけでなく先生も含めてテンションが上がってきている。論文を書くのが楽しみである。

さて、今回やっている実験だが、再現性を確認するために最低3回は繰り返す必要がある。1回だけの測定では、そのデータ偶然出てきただけじゃないの?と突っ込まれた時に言い返せないからである。
現時点ではまだ1回目の測定をやっただけなので、あと2回やることになる。そのためには、またうずべんに増えてもらう必要がある。

また増えてくれるまで時間は掛かるのだが、どの程度まで増やせば十分なのか、どうやったらいい感じに増えてくれるのかなど、その辺の情報が1度計測を成功させたことで揃っている。そのため、今後測定で失敗する可能性は大幅に下がるだろう。

あと、うずべんが増えればついでにRNA抽出もできるので、一緒にやってしまおうと思っている。

進捗は確実に生まれているし、見通しも立ってはいるのだが、どうしてもうずべん次第で進行が遅くなるのだけが不安である。本当に遅くても来年の藻類学会までにはまとめ切りたいが、どうなるだろうか。