終わらせに行く
光合成実験の論文の改訂作業が終わったので、例の先生に送った。
原稿が添削から返ってきてから丸々1ヶ月かかってしまった。その間就活や学会があったので仕方ないが、ペースは速いとは言えない。
ただ、業績に追われて投稿を焦っていた少し前と比べて、最悪D論までに文章として形になれば死ぬことは無いと考えればまだ気楽ではある。
ところで、例の先生との関係性はあれになってしまったが、その研究室に所属している学生さんの何人かとは今も連絡を取り合える関係にある。
そんな中、実験手順に関する質問が向こうの学生さんから来ることが既に何回かあった。
そう、なぜか筆者に質問が来るのである。専門外で部外者の筆者にわざわざだ。
もっと詳しい人に聞けと思いたくなる。筆者が質問に答えても責任が持てる気がしない。それこそそっちの先生に質問するのが最も正しい選択だろう。
しかし、これまでの情報から察するに、そういうのができない状況にあるのかもしれない。学生が先生に気楽に質問を飛ばせる環境が維持されていない可能性がある。
具体的にどうなのかを書くとただの愚痴になりそうなので書かない。
とにかく、あの先生との関係は早く終わらせに行きたい。
とりあえず論文アクセプトまで行ってさえしまえばもう金輪際関わることはないだろうと思うので、心の安寧を得るためにも早くそこへたどり着きたいと思っている。
やりたくない仕事を終わらせるために、その仕事をやる必要がある。板挟みだが、やるしかない。