運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

ラスボス

D論をひたすら書いているが、今日の時点で筆者の行った実験の内容は全て書き終えた。そのうちトランスクリプトーム解析の内容だけはまだ指導教官の先生に見せていないが、実験を指導してくれた先輩には確認してもらったので、ほぼ終わったと言っていいだろう。

残すはD論の冒頭に載せるGeneral Introductionだけとなった。

以前の記事でも書いたが、Introductionという内容は記述するのに非常にエネルギーを使う。特にD論のGeneral Introductionともなれば、自らのテーマに関わる分野全体の研究をまとめて書き連ねる必要がある。
当然だがこの部分は結構な文量になることが予想される。逆に適当に短めのものを書いたら認めて貰えないかもしれないし、それ以前にダサい。

また、各章ごとに設けているIntroductionたちとの内容の兼ね合いが難しい。というか内容を被らせないようにするとしたら各章の(Generalじゃない方の)Introductionには何を書けばいいのかよく分からない。
過去の先輩のD論を参考として覗いて見たところ、各章のIntroductionの内容は、前までの章の振り返りと当該の章の概略でほとんどが占められていた。それはIntroductionではなくてAbstractでは?と思わないこともないが、まあそんなもんらしい。
とりあえずGeneral Introductionを書くだけ書いた上で、全体のバランスを見て内容の取捨選択をするみたいな作業が必要になりそうだ。だいぶ面倒である。

とは言え、完成まであと少しなのは間違いない。この調子なら、「11月中旬までに原稿を見せて欲しい」という先生の要求にもギリギリ応えられそうだ。