運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

激動の一年

晦日である。

今年はあまりにも色々ありすぎた。ここまで凄い一年になるとは年始には全く想像できていなかった。
年明けすぐに訪問先の研究室の先生とトラブったり、海外学振の締切を1ヶ月間違えて大変な目に遭ったり、結局落ちたり、良くないことも沢山あった一年だった。正直、夏頃には2021年最悪だ、おみくじは大吉だったのに神社の嘘つきと思っていた。
しかし、最終的に論文は投稿まで漕ぎ着けたし、ポスドクには行けずとも就職先も決まったし、D論も提出できたし、結果的に見るとなんだかんだ上手くいったのかなと思っている。
特に企業への就職が決まったのが今年最大の事件だった。一年前は、卒業したら海外でうずべん続けるんだろうな〜という話を漠然としていただけだったので、こんなことになるとは本当に思っていなかった。
就職が決まってからはある程度吹っ切れた気分で研究を進められた。今年度で区切りが着くと考えると、将来的にどういう方向性で研究を進めてそのために今何をやるべきか…みたいな事をそれほど考えずに済み、精神的に楽だったと思う。逆に言うと、こういう状況を楽だと考えている時点で、海外まで行ってうずべんの研究を続けることは無理があっただろうし、別の道に進むのが最適解に近かったように思える。

また、趣味の方でも収穫の多い年だった。ポケモンのランクマッチやスマブラのオフ大会での目標達成をはじめ、その他諸々のオタク活動でも非常にいい思いをさせてもらった。
山にも結構登った。
あと、実は彼女ができたりした。

とにかく、色々あった。激動も激動だった。ここまで凄い一年は間違いなく過去しばらく無かった。
しかし、来年は今の研究生活が終わって新生活が始まるという意味で真の激動の一年になるだろう。いい事ばかりではないだろうが、死なない程度に無理せず行きたい。




それでは、今年一年お世話になった皆さん、ありがとうございました。良いお年を。