最終講義
今日は筆者の指導教官の先生による最終講義が開かれた。
90分の間、研究を始めた経緯からこれまでの研究成果まで余すところなく紹介された。1番最後には筆者の研究も紹介して貰えた。
40年に及ぶ研究の歴史の重み。
研究結果のインパクト。
先生の人柄。
うずべんの面白さ。
そして、少しアカデミアに足を踏み入れようとしたからこそ分かる、アカデミアで研究人生を全うするということの凄まじさ。
頭では分かっていたはずのことを改めて噛み締めさせてくれるような、そんな最終講義だった。
講義が終わり、先生には花束が贈呈された。一昨日の記事に書いた通り、花束を贈る役は筆者だった。このために筆者はスーツをバッチリキメてきた。見た目で事故みたいなことにはなっていなかったはずだ。そう信じたい。
その後写真撮影などがあり、最後の講義は終了となった。
また、今回の講義は受ける側の筆者にとっても最後の講義となった。学生生活の締めくくりをこういう感動的なイベントで迎えられたのは幸運な事である。
さて、感傷に浸っているのも束の間、明日の朝は部屋の荷物の搬出作業である。
なんと朝の8時から作業が始まることになっており、今夜は何がなんでも荷造りを終わらせる必要がある。さすがに慌ただしいが頑張るしかない。