運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

片付け

1週間振りの記事となってしまった。
D論発表を終えて燃え尽きた筆者は、仕事らしい仕事をやる気力を起こせるはずもなく、ポケモンの新作が神ゲーだったこともありずっとヒスイ地方を観光していた。

昨日今日あたりからは少しずつ仕事をし始めている。D論発表が終わったにも関わらず、残念ながらまだ仕事が結構ある。
今日は卒業までに終わらせたい仕事をまとめていく。

まず、昔先輩から引き継いだ某生物の論文。
これについては投稿した論文が査読から返ってきており、今は修正作業中である。レビュアー3人のうち2人はほとんど修正を要求していないが、残り1人はかなり指摘箇所が多かったのでそこそこの労力が要されている。とはいえ、その注文の多い1人も研究内容自体にはかなり理解のある人物らしく、指摘内容はとても筋が通っていてこちらもやりやすい。
多分、来週くらいには終わると思う。

次に、トランスクリプトーム解析の論文執筆と学会発表へ向けた準備。
論文はD論に書いたのをほぼそのまま使えばいいし、学会発表もD論発表のスライドが流用できる。そんなに大変ではなさそうに見える。
注意すべき点は、学会が3月末なので、うだうだしていると引っ越しなどに追われて大変なことになる可能性があることだ。早めに準備しておくべきだろう。

最後に、後輩のサンプルから出てきた謎のうずべんの記載。
かつて細胞表面からマカロニのような物体が生えていたり(結局バクテリアコンタミということになったが)、昔先生が記載したうずべんと似ていたりと色々話題に事欠かないうずべんである。データが一部足りていないのでこれからもう少しSEMやTEMの観察をしたいのだが、成長速度が遅すぎてすぐには実験できそうになく困っている。
いつ仕事が終わるかは完全にうずべんのやる気次第である。早く増えろ。

あとは光合成の実験の論文が査読から返ってきたら修正作業をすることになるが、まだ返ってこない。これはもうしょうがない。

今の時期に論文を出すと、就職してからも査読結果への対応などをやる必要が出てくるだろうが、まあそういうもんだと思っている。それはそれとして札幌にいるうちに論文を投稿するまではやってしまい、後腐れなくこの研究室を発ちたい所である。