引きこもり
今日はとても良い天気であった。札幌の5月はまだ寒さを感じることもあるが、今日は空気に鋭さがない。太陽も出ていて、絶好の行楽日和というやつだ。
そんな気持ちのいい今日、筆者は家から1歩も出なかった。
別に体調が悪いとか鬱になったとかではない。今日は何も予定が無いと分かっていたので、この日は引きこもろうと前から決めていたのだ。計画的引きこもりである。
絶対に外に出たくなかったので、食料は昨日買ってきたし、普段研究室に置きっぱなしにしてあるノートパソコンもあらかじめ持って帰っていた。
引きこもって何をするかと言うと、昼寝したり、ゲームをしたり、学振の研究費交付申請書を書いたりしていた。あとはあまりにも天気が良すぎたので、こたつ布団を天日干しした。
別に仕事をしないという訳ではない。外に出ないことが大事なのだ。
この計画的引きこもりだが、筆者は休みたい時に休日を使ってよくやる。
筆者は人と会うだけで精神的疲労が自動的に蓄積していくタイプの人間なので、他人の目が一切無い状況で1日過ごすのは疲労回復に効果的なのだ。何をするにも自由、服を着替える必要も、ヒゲをそる必要も無い。
引きこもり翌日の調子はとても良くなる。
休み明けは鬱になるかと言うとこの場合はそうでもなく、むしろ1日ぶりに外へ出た新鮮な気持ちと、1日堕落した生活をしたことによる程よい焦燥感があり、良い刺激になる。もちろん疲れは全て消えている。最高である。
1日分のまとまった休みが取れるような方には、ぜひお勧めしたい疲労回復法である。
ただ、本当に引きこもっているだけなので、ブログに書くことが無くなるという欠点が今見つかった。
あと、たぶん自分結婚できないんだろうなあと思った。