運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

夏のボーナス

そんなものは無い。




ツイッターのタイムラインでは、ボーナスが入って嬉しそうな社会人たちのツイートが溢れている。どこを見てもボーナスボーナスだ。ボボボーボボーボボか。
一方、学振特別研究員は事実上の給与を貰いながらも、ボーナスという概念が存在しない。
というか、毎月貰っているあの金は、正確には「給与」ではなく「研究奨励金」である。「金寄越すからその分研究頑張れよな??」という圧力を感じる。

結局、我々はまだ身分としては学生なのだ。これはもうしょうがない。




金銭面に余裕ができたのは本当にありがたく、気兼ねなく買い物ができるようになってきた。
しかし前から欲しかったものはだいたい買えてしまったので、最近は逆に使い道に困り始めている。貯金に回せばいいのだろうか。金がある状況に慣れていなさすぎる。

もっとものすごい金が貯まってくれば、例えば広い家に引っ越すとか、車を買うとか、そういう選択肢ができてくるのかもしれない。しかし、月20万の現時点では、そこまでの高望みをするには道のりが長すぎる。
あとは金のかかる趣味に使うとかだろうか。旅行とか。

なんというか、金のない生活に適応しすぎているというか、現状維持以上のことができない思考回路に陥っている気がする。
そう考えるともしボーナス貰ったとしても無駄に貯金だけして終わるのでは…?という感じすらあり、少し哀しい。いや、これで問題ないのかもしれないが。




いつの間にか6月も終わろうとしている。
このままずっと動かずにいてもなんかもったいない気がするので、もっとアクティブになってもいいのかもしれない。