運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

帰省の終わり

帰省しているとニートっていいよなと思う。これは本気で思う。




前々回の記事で、帰省中にやりたいことを3つ挙げた。そのうちサンプリングは昨日やり、次の実験の構想を練るのも実は昨日終わらせていた。
あとは残った時間で論文を読んでいたのだが、選んだ論文が思ったより長かったので読み切れないまま今に至る。
数日後にまた論文紹介シリーズとして紹介しようと思う。まだ途中だが結構面白かった。

1日かけて論文の1本も読めないのかと思われるかもしれないが、本当に1日かけたらさすがに読み切れると思う。やる気が出ていないだけだ。帰省中なので。




というわけで、明日の朝の飛行機で札幌に戻る。植物学会に行っていた期間も含めると長めの帰省だった。
実は、計画ではこの前の3連休で知り合いの方と鳥海山に登ることになっていたのだが、台風の接近により中止し、暇を持て余す形になってしまったのだ。もし最初からその予定が無かったら、遅くても連休が終わる頃には札幌へ強制送還されていただろう。
今日は平日なのに実家でぼんやりしていた訳なので、少し背徳感があった。

帰ったらやりたいことが色々ある。
まず、例の構想を練っていた次の実験だが、簡単に言うと対象のうずべんがどんな条件下でどのように増えたり減ったりするかを検証する実験だ。労力のわりにあまり楽しくないが、今後の研究ためにデータが必要になっている。
あとは再三話題に出している、先輩のサンプルの鞭毛装置を見るやつだ。もう少し数を見たいので、とっとと終わらせたい。
この辺の実験の合間を縫って、執筆中の論文の最終版完成を目指す。

多分結構忙しくなるんじゃないかと思う。