運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

またコロナがやばい

記事が途絶えていた分の研究の話を書こうと思っていたのだが、新型コロナがまたやばそうなことになっているので今日はそっちを書こうと思う。




現在、北海道の新型コロナの感染者数は今までになく高い値を示している。1日100人を超えるのは当たり前で、最近は200人を超えている。春に1日10人でやべえやべえと騒いでいたのが懐かしい。
気温の低下に伴って北から感染が広がっているように見えるが、これはウイルスが寒い環境を好むせいか、部屋の換気が疎かになってしまっているせいか、それとも偶然か、どうなのだろうか。

先程、札幌で外出の自粛要請が出た。が、春に自粛要請が出た時よりもあまり騒がれていないような印象がある。2度目の自粛要請ということでみんな慣れてしまったというか、危機感が薄い。また、Go toキャンペーンによる道外からの人の往来は止まっておらず、何で観光客は動き回れるのに地元民は自粛しないといけないのかという意見も見かける。まあこの辺りは、感染抑制を取るか経済を取るかという点で完全に板挟みな状況で、何かを犠牲にしないといけないので難しい。

また、筆者のいる大学での警戒レベルは依然引き上げられておらず、冬の流行が始まる前のレベル1のままである。よって大学には普通に入れるし、実験も問題なくできている。
近日中にレベルが引き上げられるとの噂もあるが、それがいつになるかまでは不明である。

正直、大学への出入りが今制限されてしまうと、また実験がやりづらくなって困る。特に光合成活性の測定実験は、他の研究室に出向いたりする都合で色々と問題が出そうである。光合成活性の実験は進み具合が中途半端で、逆に言えばあと少しでひと段落つくので、早く片付けてしまいたいが、行けるだろうか。
また、卒業発表を控えている学生にとって今は実験の追い込み期間である。筆者はとある学部4年生の実験の面倒を見ているのだが、今研究室が閉められると時間的にかなりまずいことになる。内容は今まで見てきた卒業研究の中でもトップクラスに面白いので、できれば完成させたい。

筆者たちは様子を見守ることしかできないが、これ以上大変なことにはならないでほしい。