運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

優雅な朝

相変わらず朝早起きしてうずべんの数を数える実験を続けているが、あまりに長期間に及んでしんどくなったので、改善のため色々と工夫を施した。

まず、シンプルに一度に扱うサンプルの量を減らした。年明け前の2/3くらいである。
これまで朝のカウントが終わると10時半とかだったが、この量にしてから9時過ぎくらいに終わるようになった。これだけでも精神的にも肉体的にも非常に楽になった。

次に、研究室の冷蔵庫に食パンとジャムを常備し、実験の待ち時間に共用のパン焼き器で焼いて食べるようにした。ついでに有志の研究室メンバーが提供してくれている紅茶も飲む。
これまでは研究室へ向かう途中でコンビニに寄ってパンとかを買っていたのだが、時間も金もかかるのでこの方式にした。
それに、筆者は食パンを焼いてジャムを塗ったやつが好きだ。正確には炭水化物と甘いものが好きだ。逆に油っぽいものが苦手なので、毎日食べるならコンビニの油分の多いパンよりも断然食パンである。
「朝に好きな物を食べる」というだけで幸福度がめちゃくちゃ上がるのを感じている。早朝に研究室に向かうのが苦しくなくなってきたので、この効果は大きい。布団から出るのだけは依然辛いが。

実験の待ち時間には、朝食の他に、ソシャゲへログインしたり、部屋の入口のでっぱりに掴まって懸垂をしたりする。
この懸垂というのは、前に風邪をひいていた時にSASUKEの動画を見すぎて触発されたものである。当然人に見られると恥ずかしいし怒られる可能性があるので、人の居ない朝しかできない。

実験が終わると、なりふり構わず二度寝をする。
前までは机に突っ伏して寝ていたが、今は以前先輩が研究室に住んでいた時に使っていたという上質な座椅子をお借りして、寝るのに使っている。
だいたい1時間ちょっとは寝るのだが、二度寝の質が向上したことで起きた後のパフォーマンスが飛躍的に上がった。腰痛に怯える必要もなくなる。
せっかくの早起きを無駄にしているようにも見えるが、この後の効率を考えるとこの二度寝は絶対にやった方がいいと考える。




以上のような工夫により、早朝出勤によるストレスからほぼ解放された。

データも着々と溜まっているので、あとはコロナウイルスなどに気を付けてこの生活を続けていきたい。