運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

様々な終わり

最近連続でTAの仕事が入っていた。先々週から先週にかけてはうずべんを観察する実習があり、筆者はSEM観察の指導を担当した。

卒業を控えた筆者にとって、今年の実習TAは最後の1回になる。
それだけでなく、実は筆者の指導教官の先生にとっても今年の実習は最後である。先生は今年度で定年退職を控えているからである。

うずべんの実習では毎年同じサンプルを使い回している。古いものではもう使い始めてから10年ほど経っている。結果としてサンプルが劣化したりしていて、特にTEM観察用のサンプルなどはもう一つしか残っておらず、風前の灯であった。
作り直そうにも結構めんどくさく、今年で終わりということが分かっていたので無理やり使っていたのである。
結局特に何事もなく終わったのでよかった。

来年以降、この実習がどうなるのか、筆者は聞かされていない。どうせ筆者には関係なくなる話なのだが、気になるといえば気になる。
そもそも、先生が退職して空いた机に誰が座るのかすら聞いていない。自分から聞けばいいのだが、中々聞くタイミングを測れずにいる。近いうちに明らかになるだろうとは思うが。