■■との戦い
コロナワクチンの副反応が収まり、今日は研究室へ行ってやるべきことをやった。
やるべきこととは何か。
まず、光合成関連の実験の論文を、例のトラブった先生へ送るという一大イベントが待ち構えていた。
実は先週に原稿はできていたのだが、先週は先生がお盆休みを取っていたことが裏ルートの情報により判明し、まず休みが終わるのを待つことになった。さらに筆者のコロナワクチン接種があり、不測の事態に備えて副反応が引くまで待ったわけである。
トラブった事は筆者の指導教官の先生も知っている。慎重に行きたいということで、まず筆者の先生から共著としての参加や添削をしてもらえるかの確認のメールを送った。
了承のメールはすぐに返ってきた。
続いて筆者から原稿と図のファイルを送った。この先生と連絡を取るのは半年ぶりである。トラウマと対峙した筆者の指は震えた。
データ受け取りの確認の連絡もすぐに来た。添削は来週末までに済ませるとのことだった。
とりあえず意思の疎通は取れている。半年前にトラブった時の、何を言ってもどうしようも無いような状態ではない。
そこは安心したが、表面上そうだとしても、心の底でどう思われているのか想像すると非常に怖い。
筆者にはもう1つやるべき事があった。卒業後の進路探しである。
以前から記事に書いている通り、受け入れてくれる予定だったカナダの研究室が本当に受け入れてくれるのか怪しい状態になっている。最悪の事態に備え、別の所属先を探す必要がある。
しかし、例えば就職を目指すとして、今まで何も準備してきていないし、そもそも今から何かやったとして間に合うのか甚だ疑問である。
切羽詰まった筆者は、藁をも掴む気持ちで大学の就職支援課にあたる所へ相談を持ちかけたのだった。
メールで事情を伝えたところ、明日の午後にzoomで面談をすることになった。果たしてどんな話をされるのだろうか…。
以上のように、今日は精神に来る仕事が多かった。とても疲れた。
しかし、疲れようが先へ進むしかない。生きるために。正気を保つために。