運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

D論との決着

D論を提出した。

先週土曜日の時点で副査の先生方全員から返答があり、OKを頂いていた。あとは細かい修正点を潰す作業を進め、昨晩原稿が完成した。
今日は午前中に原稿と関連書類の最終確認、午後から印刷と製本作業を行い、夕方に提出した。

筆者のD論は170ページあり、印刷と製本作業にはかなりの労力を要した。特に原稿にパンチ穴を開けるのが大変だった。
170ページというのが多いのか少ないのかよく分からないが、先輩方のD論を見る限り似たような物が多いので、まあこんなもんなんだと思われる。たまに300ページ近いD論が紛れ込んでいたりするが。

卒業に向けて一番やばそうだった案件が解決し、気分がだいぶ軽くなった。実際やるべき仕事もかなり片付いたことになる。
あとは発表会へ向けて発表の準備を進めるだけだ。発表会は1月25日に予定されており、まだ1ヶ月以上の猶予がある。休んでばかりではいられないが、多少の休息は取れるだろう。




ところで、今日久しぶりに学科の同期と話をした。彼は筆者と同じくD論の提出目前で、書類についての相談で向こうから連絡してきたのだ。

現在、筆者のいる大学に博士課程で残っている同期は、筆者を除いて多分3人いる。内1人は確か都合により学年が1つズレてしまっているので、今年度の卒業を目指すのは残る2人である。
今日連絡をくれたのはその卒業目指す組の1人だ。
さらに卒業目指す組のもう1人は発表会を目前に控えているようで、エレベーターに公開発表会の案内が貼ってある。所属先の関係で日程が筆者と違うらしい。
同期と言ってもそこまで連絡を取り合う仲では無いので、たまにこうした形で生存が確認できると嬉しくなる。

筆者の同期は極めて優秀な人物が多く、筆者としては肩身が狭く感じないことも無いが、大事なのは他人と比べてどうこうではなく卒業という事実である。最後まで油断せず取り組みたい。