運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

暇にならない

D論を提出したことでかなり肩の荷がおりた気分になっているが、卒業前にやるべきことはまだまだ色々ある。ここで一旦残っている仕事を整理しておこうと思う。

まずは兎にも角にも発表会の準備である。
D論の発表会はDefenceとも呼ばれる。会場にいる強い先生方からの攻撃から自らの仕事を防衛する形になるかららしい。とにかく大変な発表会になると思うので、徹底的に準備して臨みたい。
加えて、D論に載せたトランスクリプトーム解析の結果を論文として投稿する準備も進める必要がある。D論の審査には通ったものの、まだ少し甘い部分や追加したい部分もあり、多分すぐには出せない。そこそこ時間がかかりそうな予感がする。

また、D論と関係ない内容についてもやるべきことがいくつかある。
まずは以前先輩から引き継いだ某生物の記載と鞭毛装置の解析についてなのだが、10月に投稿した論文が一昨日査読から返ってきた。Major revisionとのことで、結構な量の修正を要求されているようである。まだ修正点の内容をよく確認していないが、後からめんどくさい事にならないよう早めに手をつけた方がいい気がする。
さらに、もう一種類未記載のうずべんを抱えているので、これも論文を書いて投稿したい。データはほとんど揃っているが、SEM画像を撮り直すべきか検討中である。ただし、筆者が来年いなくなることを先生が考慮してくれていて、この内容については大変そうだったら先生が原稿を書いてくださるらしい。が、せっかくだしできれば自分で書きたい。




こうして書き並べてみるとめちゃくちゃ大変そうな気がしてきた。卒業までに全部片付くのだろうか。