運だけ研究生活

渦鞭毛藻、略して「うずべん」を研究しています。研究者の方向けの内容にはならないとおもいます。悪しからず。

散財

筆者は高校では山岳部に所属していて、今でも趣味で山に登ることがある。しかし、登山用のかばん、いわゆるザックを持っていなかった。
前までは普段使い用のかばんで無理やり山に登っていたが、そのかばんは経年劣化により爆散寸前まで行ったので捨てた。
普段使い用に新しく買ったかばんは、サイズは小さめで機能も最小限であり、とても登山に使えるものではない。

すぐに登山に行く予定がある訳では無いのだが、どうせ買うことになるだろうし、でかいかばんはあって損は無い。週末のサンプリングにも持って行けるかもしれない。
ということで、研究室からの帰り際に、ザックを買いに登山用品店へ向かった。




一口にザックと言っても色々ある。特にサイズ。登山の行程や持っていく荷物の量によって適正サイズは当然変わる。
高校時代はテントなどもザックにぶち込んで数日間歩き続けることもあったが、今は疲れるのでやらない。水を吸ったテントとかもう持ちたくない。
ということでザックのサイズは高校時代のものより小さくてよく、半分くらいでも十分だと判断した。

ザックのサイズは容積(L)で現される。高校時代は70〜80Lのザックを備品から借りて使っていた。その半分だと35〜40L程度か。30Lのザックでも、普通のかばんと比べれば一回り大きい。

次に重視するべきは機能性だ。筆者はかなり暑がりで汗っかきなので、背負った時の快適さは重要である。特に、背中とザックの間に空間が空いていて、背中が蒸れないようになっているやつがずっと欲しかった。
物色してみると結構な数がこのタイプのようなので、ここからさらに絞っていく。

レインカバーが附属しているもの。筆者のレインカバーは高校時代に使っていたもの、つまり80L用なのでサイズが合っておらず、最初からついてくるのはありがたい。
腰ベルトにポケットが付いているもの。これも知り合いのを見て欲しいなと思っていた。
肩に掛ける部分(名前がわからない)の位置を変えられるもの。まあ大体のザックは変えられるが、念の為確認した。

この辺の機能が揃っているものを探し出し、あとは実際に背負ってみてフィット感を確認して、購入するものを決定した。

買ったのはこちらのOSPREY STRATOS 36。20000円ぐらいした。
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服を買うのにはいちいち死ぬ思いをする筆者だが(https://under-the-floor.hatenablog.com/entry/2019/05/18/194432)、機能性を色々考えてザックを選ぶのはむしろ楽しいしわくわくする。少なくとも苦痛はない。
冒頭で述べたとおり、特に登山をする予定は無かったのだが、いざ買ってしまうと山に登りたくなってきてしまった。




今年は給料もあるので、せっかくだから登山に限らず色んな所へ行ってみたい。
なにやら老後までに2000万円貯めとけみたいな話を最近よく見かけるが、どうせ無理なので使いたい時に使った方が精神的に健やかでいられるだろう。